人影役でご出演の正藏寺尚美さん。
仕事もバリバリこなしつつ、ダンスにリーディングにと隙間なく活動されているパワフルさ、1つ1つに真摯に一所懸命に取り組まれる姿勢が魅力的な正藏寺さん。
下関リーディングの会でも、様々な役を演じてくださって、それぞれの作品の中で多大な貢献をいただいています。
そんな正藏寺さんからのコメント。本作品出演への気持ちを熱く、丁寧に語ってくださってます。
「この度、イエスタディ下関公演に出演させていただくことになりました、正藏寺尚美です。
江原千花さんより、今回の主催公演出演のお話をいただいた際、すぐに気軽にお受けしたのですが、実際に台本を受け取って最後まで読み終えたら、とんでもない大役を引き受けてしまったと思いました。自分が読むと思われるどのセリフも、お芝居には欠かせないものであり、重要な場面のものであると思えば思うほど、少し怖くなりました。
普段は趣味でダンスをしているのですが、振付を覚えるのが遅くて、覚えるのにかなり苦労しています。そのせいか、セリフを覚えなくても良いリーディングなら大丈夫かなという甘えがあったのだと思います。
それでも、今回ご一緒させていただく経験豊富な皆さんの助けも得られますし、セリフの意味や重みをしっかりと理解できるよう努力したいと思っています。
ダンスでは『振付を踊るのではなく、振付で踊る』事を意識しているのですが、今回も、本番迄諦めずに、いただいた役を大切にし、セリフを読むのではなく、セリフでその人を演じる事ができるよう頑張りますので、本番ではどうぞよろしくお願いいたします。」
(左)イマ☆タカDance Familyでのダンス公演 (右)下関リーディングの会公演 くまざわくん役
イエスタデイ下関公演 in BILLIEは、形式的には朗読劇です。とは言え、台本はほとんど小道具のように用いられ、演劇公演に近い形での上演を予定しています。
映像、音楽、台詞、動き回る俳優……Jazz Club BILLIEという味わい深い空間で、舞台と客席が近く、下関市内ではこれまでにはなかった新しい形での上演です。
新鮮さと懐かしさ、目の前で繰り広げられる臨場感と共に、真摯に役と向き合い、セリフでその人を演じる正藏寺さんにもご期待ください。
(制作 江原)
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