予告編ティザー【the sea】公開中

先日公開した予告編ティザー【photos】に続いて、波音をBGMにした【the sea】も公開しました。こちらも是非、ご覧ください(*^^*)

こちらの予告編ティザーは、海をイメージした動画になっています。戯曲を初めて読んだ時に、とても海を感じる作品だと感じたのを思い出し、動画に反映してみました。

日本海の海鳴りが聞こえる写真館――。下関市も、山陰方面に行くと、日本海の荒波や風を感じることが出来ます。日本海側と太平洋側、下関市では山陰と山陽。同じ海でも、全く異なる雰囲気があります。本作品の上演にあたって、日本海側の町のイメージをとても大切にとらえています。会場でその雰囲気を感じ取っていただけましたら幸いです。

(制作 江原)

終演!また3月にお会いしましょう

12月8日-12月9日 「イエスタデイ下関公演 in BILLIE~Pre version~」へのご来場、誠にありがとうございました。

@k.kuzukami

急遽、朗読形式での上演となりましたが、作品と朗読の形式がことのほかJazz Club BILLIEの雰囲気にぴったりで、とてもご好評いただきました。

@k.kuzukami

動きもなく、照明も最小限、シンプルに演者たちの声で戯曲の言葉を味わう公演。不安もありましたが、客席が近く、お客様が集中して聴いてくださっているのがわかって、とても嬉しかったです。

個人的には、演出・キャスト陣のプロフェッショナルな仕事に驚き続けた稽古から本番の10日間でした。事前にオンラインでのディスカッション稽古が数日ありましたが、わずか7日の稽古で、VARLIVE形式(映像と音楽、台本をもって動き回る俳優たちとの新しい形の朗読)ランスルー+全く別物の朗読形式での上演までできてしまう凄技――。4日目にして通しができてしまったのにもビックリでしたが、6日目には衣装付きでの通しリハーサル。身体をフルに使う演出に汗を流しながらの熱演、とにかく皆さん、1つ1つの言葉への反応、体現クオリティがレベル違いです。お手伝いに来ていただいていた大谷さんも「プロは違う!」と絶句していらっしゃいましたが、【最強キャスト】の言葉に偽りなし!! です。

朗読そのものは、1日のみの稽古ですが、「ここは声を揃えて」の演出に、一発で全員の声が揃うのです。どんどん出される演出に、瞬間的にオリジナリティをも加えて体現するキャスト陣。本当に素晴らしいキャストに恵まれて実現できた公演でした。図らずも、3月にも延期公演が開催できることになり、更に3か月の熟成期間を経てのVARLIVE形式上演が楽しみで仕方ありません。

こちらは終演後のキャスト・スタッフ全員集合の写真。

@k.kuzukami

舞台写真や集合写真は、葛神清さん(右端 @k.kuzukami)が撮影してくださいました。今回、たくさんの方にご支援、ご協力を賜りました。会場のBILLIE、稽古場としてお借りした北九州芸術劇場、フライヤーを置いてくださった各所、折り込みしてくださった他公演関係の皆様、そして稽古~公演まで設営や音響、あらゆるお手伝いをしてくださった大谷さん、プロジェクターのマスキングをしてくださった中村さん、人影として作品の重要なシーンを担いつつも、会場内受付、物販、ご案内も担当してくれた人影シスターズ、物販お手伝いに来てくださった下関リーディングの会の厚母さん、お名前をあげればきりがないほどの多くの方々。今回の公演を支えてくださったすべての方へ心より感謝申し上げます。

こちらは、メインビジュアルを描いてくださった水彩画家 鵜木政幸さんと、原画をキャストで囲んでの記念撮影。メインビジュアル原画は、上演中舞台上手奥で公演を見守ってくれていました。(原画、と~っても素敵です💕)3月公演でも会場で展示をしたいと思っていますので、是非公演と共にお楽しみください。

「イエスタデイ下関公演 in BILLIE~Pre version~」は終演しましたが、2024年3月15日、16日には下関市生涯学習プラザ 宙のホールで、本来予定していた上演形式、動き回るCASTと音楽、映像での公演開催が決まっています。

既に、衣装付きの通し稽古も終え、今回の朗読公演とは全く違う作品のような仕上がりとなっています! チケットの発売予定日や、公演詳細など、今後、順次こちらのサイトやSNSでアップしてまいります。

まだまだ続く、イエスタデイ下関公演! 3月に劇場でお会いしましょう♪

ぜひ、お楽しみに(^o^)丿

(制作 江原)

リバーウォーク北九州でも。

昨日、11/30よりリバーウォーク北九州5F 北九州芸術劇場Q-stationでも、「イエスタデイ下関公演 in BILLIE ~Pre version~」チケットのお取扱いを開始しました。

ご入場券 3,000円にて発売中!公演前日までご購入可能です。

是非、ご利用ください。

そして、今日の稽古の様子もチラリ。

こちらは、3月の「イエスタデイ下関公演」(延期公演)の為の稽古。来週、12月8日-9日、Jazz Club BILLIEでの上演は朗読形式となるので、動きなどは入らないのですが、動きながらの稽古をすることで、朗読する時の言葉へのエネルギー、台詞の届き方にも変化がありそうです。

12月の「イエスタデイ下関公演 in BILLIE ~Pre version~」と、3月公演、両方ご覧いただくと、更にお楽しみいただけると思います。12月の朗読での上演作品が、3月公演ではどんな演出になっていくのか、想像してみてくださいね。とても同じ作品とは思えない⁉……と、なる予感しかありません。お楽しみに♫

制作 江原

稽古初日💕

とうとう始まりました!!!待望の、稽古初日。

これまでに、オンライン稽古で進めてきたものが、驚くほどの勢いで立ち上がっていきます。今回の座組、「最強のキャスト」だとは、信じていましたが、実際に立ち稽古がはじまって、確信しました!凄いです😲

出演者の皆さんそれぞれが主催・演出もされる方々なので、考察も深いし、柔軟で幅広く、瞬発力が素晴らしい!!これが!これが、プロのパフォーマー集団だっ!!!凄い!!と、驚きと感動の稽古初日でした。あ、気が付いたら何度も”凄い”って書いてますね(苦笑)でもでも、そうとしか表現できない、まさに言葉にならないとても勢いがあり、柔らかく、楽しく、愛があって、色んなものがぎゅ~っと詰まった現場です。

昨日は、演出の中原さんと会場のBILLIEへも伺ったのですが、中原さん、BILLIEの雰囲気に目が✨キラキラ✨で、一気に子どものように足取りと背中がはしゃいでました(笑)とっても、魅力的な雰囲気のある店内。この場所で、この素晴らしいキャストで、清水邦夫さんの戯曲を耳と目で味わいながら、ドリンク片手に過ごす時間……。想像しただけで、うっとりします。

今回、大幅な公演内容の変更となりましたが、このような形になったからこそ、叶うことも多く、12月の「イエスタデイ下関公演 in BILLIE~Pre version~」は、奇跡的な公演となりそうです。BILLIEに3,000円のチケットで入れることも、ダンスパフォーマンスユニットである、太めパフォーマンスがシンプルな朗読公演に出演することも、通常ではありえないし、考えられないことです。

この素晴らしきキャスト陣が集結しての公演を、是非是非多くのお客様に楽しみ、喜んでいただけますように。こんなに凄い公演なのに、現状、色々なこともあり、お座席かなり余裕があります。見逃すと、後悔します!(断言)

最後に、稽古終わりに全員での集合写真♪

座組一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

12月8日(金)、12月9日(土)は、Jazz Club BILLIEでお会いしましょう。

チケット詳細は、こちらから。

制作 江原

出演者コメント動画(江原千花)

ここで、本公演主催者でもあり、雪役として出演する江原千花の登場です。

2019年に初めての主催公演『父と暮せば』を上演し、『イエスタデイ下関公演 in BILLIE』は江原千花4回目の主催公演となります。

過去3公演は二人芝居、ひとり芝居、そして演者4人での朗読劇。今回、総勢11名のキャスト、しかも東京~九州の豪華キャスト集結という個人主催としては、無謀とも思える大変な公演を企画しました。ここで、ふと思い出されるのは、第1回主催公演『父と暮せば』の演出をしてくださった横山由和先生の「二人ともやることでかいから」の一言……(笑) 身の程知らずというか、何というか――(苦笑)

 本当に、やりたい! と思ったら、猪突猛進、江原千花さすが亥年生まれです。というのは置いておいて、見た目のふわ~っとした雰囲気からは想像できないのですが、1つ1つに手を抜けない、適当に、が出来ない、まじめで頑固な千花さん。上演作品が決まってからは、作品にでてくる人物、詩集、書籍を調べたり、資料を購入したりと時間を費やしていて、そこまでやる!? と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、見守っています。もちろん公演準備も、会場選びから、キャスト、スケジュール、衣装に至るまで、手を抜くことなく1つ1つ丁寧に。

公演主催者として、そして出演者として、公演を皆様に楽しんで、喜んで頂けるよう、日々全力で頑張っています。『イエスタデイ下関公演 in BILLIE』は、江原千花の地域への愛、演劇への愛、芸術への愛をぎゅぎゅっと詰めてお届けする公演です。

ここ数年は、感染症のあおりを受け、個人での活動ばかりでしたから、本公演で皆様と同じ場所で同じ時を共有できることをとても楽しみにしている様子です。是非、会場に足をお運びください。

(制作 江原)

チケット情報はこちらから。※12月公演

追記: 2024年3月公演のチケット情報はこちらから。

出演者コメント(正藏寺尚美)

人影役でご出演の正藏寺尚美さん。

仕事もバリバリこなしつつ、ダンスにリーディングにと隙間なく活動されているパワフルさ、1つ1つに真摯に一所懸命に取り組まれる姿勢が魅力的な正藏寺さん。

下関リーディングの会でも、様々な役を演じてくださって、それぞれの作品の中で多大な貢献をいただいています。

そんな正藏寺さんからのコメント。本作品出演への気持ちを熱く、丁寧に語ってくださってます。

「この度、イエスタディ下関公演に出演させていただくことになりました、正藏寺尚美です。

江原千花さんより、今回の主催公演出演のお話をいただいた際、すぐに気軽にお受けしたのですが、実際に台本を受け取って最後まで読み終えたら、とんでもない大役を引き受けてしまったと思いました。自分が読むと思われるどのセリフも、お芝居には欠かせないものであり、重要な場面のものであると思えば思うほど、少し怖くなりました。

普段は趣味でダンスをしているのですが、振付を覚えるのが遅くて、覚えるのにかなり苦労しています。そのせいか、セリフを覚えなくても良いリーディングなら大丈夫かなという甘えがあったのだと思います。

それでも、今回ご一緒させていただく経験豊富な皆さんの助けも得られますし、セリフの意味や重みをしっかりと理解できるよう努力したいと思っています。

ダンスでは『振付を踊るのではなく、振付で踊る』事を意識しているのですが、今回も、本番迄諦めずに、いただいた役を大切にし、セリフを読むのではなく、セリフでその人を演じる事ができるよう頑張りますので、本番ではどうぞよろしくお願いいたします。」

(左)イマ☆タカDance Familyでのダンス公演 (右)下関リーディングの会公演 くまざわくん役

イエスタデイ下関公演 in BILLIEは、形式的には朗読劇です。とは言え、台本はほとんど小道具のように用いられ、演劇公演に近い形での上演を予定しています。

映像、音楽、台詞、動き回る俳優……Jazz Club BILLIEという味わい深い空間で、舞台と客席が近く、下関市内ではこれまでにはなかった新しい形での上演です。

新鮮さと懐かしさ、目の前で繰り広げられる臨場感と共に、真摯に役と向き合い、セリフでその人を演じる正藏寺さんにもご期待ください。

(制作 江原)

チケット情報はこちらから。※12月公演

追記: 2024年3月公演のチケット情報はこちらから。

出演者コメント動画(太めパフォーマンス)

公演まで1か月。出演者のご紹介もしていきたいと思います。

最初のご登場は、北九州を拠点に世界で活躍中のダンスパフォーマンスユニット「太めパフォーマンス」のお二人です。演劇公演に参加したことはあるけれど、ちゃんとした台詞のある出演は初めてというお二人。

今回は、お二人の舞台上での不思議で温かみのある存在感と、やさしさと大らかさのある声にひかれて、ご出演をお願いいたしました。普段はダンスパフォーマンスで楽しませてくださるお二人ですが、今回は演劇、役者としての登場です。

本読み稽古でも、その声のもつ豊かな人間味が溢れていました。

乗松さんは、浦田家の長女、海役。鉄田さんは、稲葉家の姉、塩子役。お二人の役者としての初舞台、どうぞお楽しみに♫

(制作 江原)

チケット情報はこちらから。※12月公演

追記: 2024年3月公演のチケット情報はこちらから。

ビジュアル1のお話

 本公演のメインビジュアルは、水彩画家・鵜木政幸さんの画。鵜木さんの作品との出会いは、2021年秋、下関、北九州両市を中心に創作活動を行う作家の作品展『展days』でした。

 彫刻や絵画、写真など多彩な展示作品を見ていく中で、ある画を見た瞬間に惹きつけられました。画の前で足が止まり、遠くから近くからと、長い時間じっと見つめていたのを覚えています。ふと、作者のプロフィールが目に入り、その画が『展days』主催者である鵜木政幸さんの作品であることを知りました。このとき確か私は「この画がとってもとっても好きです」みたいなことを言っていたような気がします。

*『展days』で鵜木さんの作品と 

 以来ずっと、鵜木さんの描く自然で、どこか温かく人を見つめている画に心惹かれていました。

 本公演メインビジュアルのイメージが定まらずに悩み続けていた時、何度も原作を読んでいくうちに、ふと、鵜木さんの画が思い浮かびました。鵜木さんが描かれる画をメインビジュアルにできたら……。けれども、畏れ多く、なかなか言葉に出せずにいました。

 かといって、他にこれだと思える写真も絵も思い描けず、日にちだけが過ぎていきます――。ある日、主催者でもある娘の千花に「実は、ビジュアルを鵜木さんに描いて欲しいとずっと思ってて――」と、こぼしてみると、間髪入れずに「なんでそれを早く言わないの! お願いしてみようよ!!」と返ってきました。千花は、その場ですぐに鵜木さんへご連絡をしたのです。小さい声でこっそり言ったのに、思わぬ展開にびっくりです。

 それから、お会いし、具体的なお話をして、引き受けていただける事になった時には、驚きと喜びとで胸がいっぱいでした。それだけでも奇跡のような出来事なのに、とても細やかにご対応いただき、本公演の為に新たに描かれた作品は、ラフスケッチの段階から公開許可をいただきました。ご協力と大きなご支援に感謝の想いを持って、順次公開してまいります。

 特設サイト公開時からのビジュアル1の移り変わり

 鵜木さんとのお仕事は、驚きと感動の毎日です。サイト公開後も、日々、細やかに修正してご提案くださるなど、小さなやりとりからも学ぶことがたくさんあります。作品はもちろん、仕事としての作品との向き合い方も心から尊敬できるアーティストの方とご一緒させていただき、身が引き締まる思いです。

 この4枚はメインビジュアル制作前のラフイメージ。鵜木さんからのご提案で、ビジュアルにも序章がつきました。

『ビジュアル1は、次郎と塩子です。すでに生活している土地へ言わば異邦人である他の人たちがやって来るわけですが、このビジュアル1はホームページのみ先行して使い、劇の進行とリンクさせ、序章のつもりで描きました。ホームページを開くともうすでに劇は始まっているというわけです。』

 なんて素敵な心躍るご提案! そう、すでに「イエスタデイ」の物語は始まっているのです。ここから更に、メインビジュアルへと物語が進んでいく模様も、特設サイトでお楽しみいただければと思います。

(制作 江原)

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